グルテンフリーやグルテンフリーダイエットをはじめようというとき、問題になるのがグルテンフリー食品の入手先だ。海外とちがって、近所のスーパーやコンビニで、「グルテンフリー」を謳った食料品を目にする機会はまずない。
けれど、ご安心あれ。昨今ではわが国にもグルテンフリー食品をあつかう通販ショップが増えてきた。ここでは、よりすぐりのお店やネットショップを紹介しておく。
1.Amazon.co.jp
いわずとしれた国内ネット通販最大手。「Amazon.co.jp」も、じつはグルテンフリー食品を豊富にとりあつかっている。さすがに品ぞろえ抜群だ。グルテンフリーを開始するなら、まずチェックすべきショップだろう。
2.アイハーブ
日本でも人気の高い、米国の健康フード&グッズECショップ「iHerb」。グルテンフリー大国には、グルテンフリー食品が目白押し。バリエーションも豊富。ここのシステムなら、個人輸入が簡単におこなえるので、利用しない手はないだろう。あちらはグルテンフリー食品の需要が高いから値段も全体的に安い。
3.コンフェクション
「コンフェクション」は、グルテンフリー、低糖質のスイーツ専門ショップだ。世界中の女性を美しく健康にする、というのがコンセプトらしい。フードコンサルティングを行なう際の、わたしの基本理念と完全に合致。非常に共感を覚える。小麦粉の代わりに大豆粉やおから、米粉などを使用したフローズンケーキやシフォンケーキ、さまざまなクッキーなどを取り揃えている。原材料には添加物やマーガリン、ショートニングなどを使っていない。安心である。
4.九州逸(くすいち)
夕飯時になるとどこかの家からカレー臭がぷうんと漂ってくることがある。あれは幸せのにおいだ。その幸せの象徴が食えないとなると、自分がふつうの幸福から遠ざかっているような気がして、滅入ることがある。「九州逸(くすいち)」のカレーは、そういうメランコリーを取りはらってくれる。小麦粉だけでなく、卵や乳成分など27品目のアレルゲンすべて不使用で、化学調味料不使用かつコンタミ対策万全。小麦アレルギーの子どもにも安心して食べさせられる。いまなら10食3000円(通常4900円)。1食あたり300円(490円)。在庫処分価格らしいが、ふつうのレトルトカレーと変わらぬ価格。しかも送料は無料である。
5.玄米のマイセン
玄米専門通販ショップ「マイセン」は、玄米パンや玄米パスタ、玄米うどん、玄米ドーナツ、玄米クッキーといった玄米製品が主力。だが、変わり種の加工食品も。小麦のみならがく、肉も卵も使わずにしあげた唐揚げやハンバーグ、メンチカツなどがある。わたしが気になったのは玄米コーヒー。どんな味なのだろう。いつか飲もう。
6.Koigakubo(コイガクボ)
「コイガクボ」は、米粉パンの専門店。契約農家から仕入れた国産米だけを使い、パンを製造販売している。注目すべきは、オーダーが入ってからパンを仕込むというところ。そのおかげで、もちもちした食感のパンや、ふわりとしたパンが楽しめる。パンだけでなく、グルテンフリーのうどんやラーメン、焼きそばも置いてある。
7.笑顔でごはん
「笑顔でごはん」は、アレルギーに配慮した食品がごまんとそろうネットショップ。自分のアレルゲンにチェックを入れ、食べられる食品を検索できるシステムが便利。この手のショップにしては、値段が総じてリーズナブルなのもうれしい。新潟産コシヒカリパンは454円、米粉ラーメンや米粉うどんは238円といったところ。おすすめは、グルテンフリーヌードル、玄米クッキーや玄米焼きドーナツ、米しょうゆなど。
8.小林生麺
グルテンフリーヌードルのメーカー、「小林生麺」の通販サイトだ。原材料に米粉を使用したラーメン、うどん、パスタのほか、玄米やとうもろこしででつくった麺もある。小麦不使用の冷凍餃子がうまいと評判。が、責任は持てない。わたしはまだ食していないからだ。
9.エーソーケン
「エーソーケン(アレルギー生活改善総合研究所)」は、食物アレルギー対応食品の老舗だ。ここもグルテンフリーのパンなどを販売している。わりあいリーズナブルだ。米粉ドーナツやにんじんマドレーヌ、ココナッツミルクケーキ、かぼちゃケーキなどもうまい。
10.ベルメゾン
国内通販大手「ベルメゾン」の食物アレルギー配慮商品コーナーにも、グルテンフリー食品がならべられている。米粉のスポンジケーキやドーナツ、グルテンフリーグラタン、お好み焼き粉、食パン、コロッケなどだ。品ぞろえは正直、たいしたことはない。が、うまそうではある。小麦を使わないしょうゆ、ブイヨン、めんつゆなどは重宝。
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