iHerbにはオーガニック食品(有機食品)や無添加食品がたくさんある。
実際に試しておいしかった、おすすめの軽食やお菓子をご紹介。食事制限や食養生中でも食べられる食品、誰にとってもヘルシーな食品ばかりだ。ぜひ、iHerbでゲットしてほしい。
食欲とどうつきあうか、は食養生(食事制限)の重要テーマ
もともと大食漢で、間食や夜食を常習していて、ハンバーガーやカップ麺、洋菓子、和菓子、ジャンクフードには目がなかったものだから、そういうものを一切断つという食養生(食事制限)はまことにつらいものがあった。
健康を取り戻してからも、ほかの人びとよりはかなりヘルシーな食生活を送っている。健康維持、増進および再発防止のためだ。といっても、節制しすぎてストレスが溜まらないように、たまにはジャンクフードも食べるし、甘いものやおいしいものも買って食べている。
食品添加物やトランス脂肪酸などの悪い油が入った食品はもう買わない。質の高いものを厳選してい食すようになった。
ここで紹介するのは、わたしが実際に試してみて、本当に気に入ったものばかり。昼食をミューズリーやグラノーラだけで軽くすませるということも多い。豆乳やフルーツジュースに浸すだけで用意するのが楽であるし、そのままぽりぽりと噛み砕いても美味である。
おすすめのお菓子や軽食
これから食事を見直そうという人、すでに実践中の人には、次のようなものをおすすめする。食べることはヒトの根源的な欲求であるから、養生のみちなかにあっても楽しんでいいと思う。
食養生はそれまでのまちがった食習慣を正すのが狙いだ。症状が治まったらおしまい、というわけにはいかない。かといって、何か修行を積んでいるわけでもないのだ。
ミューズリー
ミューズリーは、全粒小麦やデーツ、ヒマワリの種、レーズン、全粒ライ麦、全粒大麦、全粒オート麦、全粒ライ小麦、フラックスシード(亜麻の種子)、アーモンド、クルミをブレンドした、栄養満点のシリアルだ。
フラックスシード入りだから、オメガ3系脂肪酸も摂取できる。砂糖や食品添加物は含まない。510g入りが5.3ドル前後。
一見すると鳥のエサのようだが、豆乳やヨーグルトをかけるとうまい。甘みがほしい場合、生蜂蜜かジャムをかけて食す。お湯や豆乳で5分ほど煮ると、ほんのり甘い穀物粥が完成。これまた美味である。小麦が使われているため、グルテンフリー実践中はNG。
フルーツグラノーラ
亜麻の種子やオート麦、蜂蜜、乾燥パイン、水、無糖ココナッツ、有機蒸発サトウキビジュース、ドライマンゴー、紅花油などでできたフルーツグラノーラ。
シナモンの香りが強いので、苦手な人には合わないかもしれない。紅花油のリノール酸がちょっと気になるけれど、一人前(1/2カップ)で、オメガ3脂肪酸を2.4g以上も摂取できる。まあ許容範囲だ。
340gで6ドル前後。そのままぽりぽり食べてもうまいし、豆乳やパインジュースなんかにもよく合う。こちらも昼食にもってこい。残念ながら、現在は販売終了。
オートミール(バラエティパック)
オートミールのバラエティパック。アップシナモン、マルチグレインレーズン、亜麻プラス、メープルナッツの4種の風味が楽しめる。50gパックが計8袋入って、4ドル前後。お値打ち品である。
白砂糖や食品添加物不使用で、原料はオーガニック。農薬の心配なし。有機ひまわり油が使われているが、とるにたらない量だ。
調理が楽なのが一番の利点。1/2カップの水とともにお皿に入れ、電子レンジで1分。これで完成。押し麦がこまかく粉砕されているから、食感は甘いおかゆ。ほんとうのオートミールはぷりぷりした食感が特徴だが、これはこれでうまい。
ココナッツクッキー
ローフード(加熱処理をしていない、生のままの食品)のココナッツクッキー。有機ココナッツと有機ゴマ、有機デーツだけでできている。ザ・グルテンフリー。
砂糖不使用だが、ドライフルーツ(デーツ)たっぷりだから、糖質を厳しく制限している人には向かない。本当にうまい。うますぎて、食べ過ぎてしまうのが玉に瑕だ。85g入り。4.3ドル前後。
オーガニックシリアルバー
完全オーガニックのシリアルバー。1本37gで6本入り。5ドル前後。ビタミン(ビタミンB群、ビタミンC)も添加されている栄養食品。
シリアルバーだが、やわらかくしっとりした食感で、クセになる甘さがある。昼食代わりにはならないが、デザートにぴったり。ただ、つい食べ過ぎてしまう。リンゴ味とこのブルーベリー味をいつも買っている。
リノール酸や脱脂粉乳を含む。乳製品を断っている人は注意。糖質制限や糖質制限ダイエット、グルテンフリーを実践中の人もNG。主成分は有機小麦粉である。
オーガニックグミ
25g入りの小袋が10個セットになって、6ドル前後。有機果物ジュースに有機玄米シロップと有機サトウキビ糖で甘みをつけ、ゼラチンで固めたヘルシーなグミである。
クエン酸とアスコルビン酸を添加。有機ひまわり油が使われているので、大量には食べない。小袋がちょうどいい。
子どもの餌づけにも便利。わが家では、娘に食品添加物やマーガリン、ショートニング、大量の白砂糖などを含むお菓子は与えない。頭が悪くなるし、アレルギー発症確率が上がるからだ。でもこれなら安心。
グラノーラバー(アーモンドクランチ)
全粒オート麦や蒸発サトウキビジュース結晶、全粒穀物類や全粒粉、蜂蜜、天然ローストアーモンドバター、アーモンドなどでできたグラノーラバー。1袋2本入り(40g)が6袋入って、5ドル前後。
さくさくした食感で、国産品のようにトランス脂肪酸など妙なものは添加されていない。軽い昼食代わりにもなる。1袋で満足する。
オーガニックチョコバー
オーガニックのチョコバー。原材料は、カシューナッツ、ヒマワリ種子カーネル、リュウゼツランの蜜、ココナッツ、デーツ、アーモンド、ココア、亜麻の発芽種子だけ。添加物ゼロ。ヘルシーかつグルテンフリー。
個包装されたものが20個入っている。1個22gで13ドル前後。自然な風味で甘すぎず、大人のおやつにちょうどいい。
グラノーラバー(パンプキン&フラックスシード)
上で紹介したグラノーラバーはアーモンド入りだが、こちらはかぼちゃや亜麻の種子が入っている。
シナモン、ナツメグ、丁香などの香辛料がぴりりと利いていて、大人向き。1袋2本入り(40g)が6袋入って、5ドル前後。ざくざくした食感で、腹持ちが非常にいい。クセになる味。
ララバー(ココナッツクリームパイ)
日本でもファンの多い「ララバー」。原材料は、デーツと無糖ココナッツ、アーモンド、カシューナッツ、エキストラバージンココナッツオイルだけ。砂糖不使用で、食物繊維たっぷりのヘルシーなナッツバーだ。
ララバーには「レモン」「チョコレート」ほかバリエーションがいろいろあるが、わたしはこのココナッツクリームが一番好きだ。1本48gで210kcal。16本入りで、23ドル前後。歯にまとわりつかないキャラメルといった味わい。
さいごに
ここで紹介したものは全部、iHerbでそろう。とにかく品ぞろえが豊富で、白砂糖を使わない食品、無添加、オーガニックの食品、ローフード(熱を加えない自然派食品)など、食べても罪悪感の少ない食品がずらりとならんでいる。
この記事で紹介したお菓子と軽食、さらに記事に入りきれなかったおすすめ食品などを以下にまとめてリスト化した。販売終了品やパッケージが変更になっているものがあるが、日本では手に入らないものが多く、同じような国産商品よりずっと安価だ。ぜひ試してみてほしい。
食物アレルギーの中身は人それぞれだ。アレルギー症状らしきものがあらわれたら、原材料に問題がなくてもスパッとそれをやめるべきである。カビに汚染されていたり、たんぱく質が変性していたりするケースもあるからだ。疑わしきは罰するのである。