アトピスマイル/非ステロイド系クリーム、合成界面活性剤不使用、水分保持能改善(乾燥肌、敏感肌、アトピー)2500円

アトピスマイルクリーム

最適なスキンタイプ:乾燥肌 敏感肌 アトピー

生来の酒好きのわたしは、北関東やら東海やら関西やら山陰やら九州やらの酒蔵へおとずれ、杜氏たちを取材してまわったことがある。そのときふと思ったのは、みんな手が異様にきれいということだった。

杜氏というのは酒造りの職人さん。彼らの顔には深いしわが刻まれていたりするのに、手だけピカピカなンである。これはなにもわたしの主観などではない。昔から杜氏の手が美しいのは世に知れたところである。

杜氏(とうじ)はみんな、手がすべすべなのだ。このことはすなわち、「お米のエキスには、素肌を健康にたもち、きれいにするパワーがある」ということを示している。

葉山
葉山

酒造の工程をここで軽く説明しておきたい。日本酒は米に麹菌をくわえて糖化(米のでんぷんが糖分になる)させ、これを酵母で発酵させてつくる。米が主食の日本人の伝統酒だ。杜氏は、米を蒸して麹菌と混ぜあわせたりする工程などで、米のエキスをたっぷりとその手に吸収しているわけである。

ちなみに杜氏だけでなく、相撲の力士も肌の色つやがよいことで知られている。これも彼らが、十分な運動をしたうえで、滋養満点の食事をしていることにくわえ、日ごろから日本酒をよく飲むことにもおおいに関連があるというのが定説だ。

となると、巨大な炊飯器のなかでごろりと横になっているのが、トラブル肌を抱える人びとにはいちばんいいのかもしれない。

でも、そんな巨大な炊飯器はヨドバシカメラにはない。

ところがそれに近いことを可能にするものがあったのだ。

老舗酒蔵の保湿剤(スキンケアクリーム)、アトピスマイル

アトピスマイル

勇心酒造は江戸時代、高松藩(香川県)で創業した、造り酒屋の老舗。40年以上前から米の健康機能に着目し、米の総合利用研究にいちはやく着手して、さまざまなスキンケアグッズを開発してきた、いわば “米のエキスのスペシャリスト” 。

この勇心酒造の開発した「アトピスマイル」が保湿の白眉(すぐれた点)。肌の内側からその人がもともともっている保湿力を増大させて、強力に保湿をおこなってくれるのだ。

保湿というと少し語弊があるかもしれない。病院や市販の保湿剤というのは、外から強引に水分をおぎない、蒸発しにくいようにしているだけで、根本的な解決にはならない。アトピスマイルに配合された「ライスパワーエキス」は、肌がもともともっている水分を保つ力――水分保持能を高めてくれるのである。

くわしいことは酒蔵のホームページに書いてある。が、パソコンやスマホで文章を読んでいくのはたいへんなので、ざっと目を通したうえで、わからないところや気になる点を開発元に聞いてみた。

酒蔵に聞く、ライスパワーエキスの効果

勇心酒造によると、ライスパワーエキスとは、

勇心酒造
勇心酒造

「麹菌や酵母、乳酸菌といった微生物の力を使い、100%お米のエッセンスを約90日間、発酵・熟成させてつくる新規機能性素材」

では、「水分保持能」というのは、このエキスの何によるものなのか。

勇心酒造
勇心酒造

「水分保持能とは、すべての人が生まれながらに備えもつ生体機能のひとつ。低下すると、細胞同士を結びつけているセラミドが減少して、バリア機能が低下。ハリや弾力が失われ、肌が少しずつおとろえはじめます。ライスパワーエキスには、肌の内側からセラミドを増大させ、肌が水分を保つ力を高める水分保持能の改善効果が認められています」

米のエキスに含まれるさまざまな成分が相乗効果を発揮して、水分をキープする力を高めるということだ。簡単にいうと、

  1. 肌につけると角質層をすぐにうるおしてくれるから、乾燥などの表面的な悩みに即効性がある。
  2. さらに角質層より深いところにも浸透し、肌の奥の細胞を元気にしてくれる。角質をうるおすだけでなく、細胞にも直接働きかけて、肌そのものを健全化する。
  3. 皮ふのいちばん奥まで届くことで、セラミドなど細胞間の脂質をつくる力をアップさせる。結果、肌の内側からハリや弾力をとりもどすことができる。

しかし、効果が科学的に認められているというけれど、いったいどこがそれを保証しているのか。

この点については、

勇心酒造
勇心酒造

「厚生労働省より認可を受けています。医薬部外品の効能として『皮膚水分保持能改善』を認可された日本で唯一の素材です」

安心だ。ここでもうひとつ気になるのが添加物。とくに合成界面活性剤。入っていたら、むしろ肌を痛めてしまう。これに関しては、

勇心酒造
勇心酒造

「天然の界面活性剤を使用しています」

こちらも安心。それにしても、酒造メーカーがどうしてスキンケア商品を開発することになったのか。最後にいきさつを尋ねてみた。

勇心酒造
勇心酒造

「お米のとぎ汁は肌にいい、杜氏さんの手はきれい……など、人から人へと受け継がれながらも秘められていたのが、お米の力です。社長の徳山孝が、『お米には肌をきれいにするなにか特別な力があるのでは……』『日本に古くからある発酵技術を使えば、お米に秘められた力が引きだせるのではないか……』と考え、だれもお米に力があることを見いだしていない時代に、強い信念と使命感をもって研究にとりくんだのです」

熱い職人魂のなせる技、であった。

ちなみに、肌トラブルや乾燥肌、アトピーなどで悩む知人はわたしの周囲にも少なからずいる。このクリームはなかなかよさそうに感じたので、プレゼントしてみることにした。

アトピスマイルの評判というか、使ってみた感想

アトピースマイルを塗る子ども

ライスパワーエキスの原料は米100%。このライスパワーエキスを配合したスキンケアクリームがアトピスマイルである。

ママが乾燥肌で、小学生の子ども(Yちゃん)がアトピーだという友人に、それを手渡した。1週間後、その一家と偶然、顔を合わせる機会があった。そのときのお母さんの第一声がこれ。

お母さん
お母さん

「この子、すごく気に入ったみたい」

Yちゃんはとても汗っかきで、汗をかくたびに激しいかゆみに襲われていたそう。夏場はあちこちかゆくなって、たいへんなンだとか。が、アトピスマイルを使うようになってから、

女の子
Yちゃん

「汗をかいても、かゆくならない」

浸透力が高く、数秒で肌がしっとりして、乾燥からくるかゆみが減らせるという。

お母さん
お母さん

「発汗しても、乾燥してもつらいのがアトピー。これを塗っておくと、娘もわたしもお風呂あがりに冷房の効いた部屋にいても不思議なくらい平気。かゆくならない。それからほかの保湿剤とくらべて、クリームの伸びがいい。少しの量で広範囲をカバーできる。1本でかなりもつ。ケチのわたしにはそれがいちばんうれしい(笑)」

ちなみに、ふたりがこれまで使っていたのは馬油だそうだ。炎症がひどくなるとそれすら刺激になってかぶれる日がある。でも、アトピスマイルなら大丈夫という。

むろん、炎症そのものを抑える効果は期待できないだろう。炎症というのはそもそも、体内に溜まった不要なものを体外へ排出しようとする自浄作用だからだ。外からむりやり抑えつけるのは不可能だ。薬で抑えつけることはできるが、そんなことをしたら状況はますますわるくなる。

しかし乾燥肌や肌トラブルを徐々に改善してくれるのはたしかなようだ。

お母さん
お母さん

「使ってると、ちょっとずつ外からの刺激に強くなって、肌が元気になっていく感じがするのよね」

女の子
女の子

「風邪のとき、お母さんがつくってくれるお粥みたいだね。どっちもお米でできてるし、元気出るし」

葉山
葉山

「山田くーん! 座布団1枚差しあげて」

そういってみんなでケラケラ笑ったが、それにしてもYちゃん、小学生にしてはうまいことを言う。言い得て妙とはこのことだ。自然の力を借りて人の自然治癒力を高め、デリケートな素肌をやさしくケアする。この商品は母なる大地からの贈り物なンである。

公式サイト

 

商品詳細

商品名 アトピスマイルクリーム
内容量 25g(ステロイド不使用、カゼインフリー、無香料、無着色)
有効成分 ライスパワーNo.11(米エキスNo.11)/ライスパワーエキスは現在36種類あり、このうち実用化されているのは11種類。この記事では「ライスパワーエキスNo.11」について説明。
全成分 水、1,3-ブチレングリコール、2-エチルヘキサン酸セチル、濃グリセリン、ステアリン酸、ミリスチン酸オクチルドデシル、ホホバオイル、オリーブオイル、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、ベヘニルアルコール、ショ糖脂肪酸エステル、モノステアリン酸ポリグリセリル、マルチトール、メチルポリシロキサン、N-ステアロイル-L-グルタミン酸ナトリウム、バチルアルコール、メチルパラベン、天然ビタミンE、L-アルギニン、キサンタンガム、プロピルパラベン、ブチルパラベン、エデト酸二ナトリウム、L-セリン、疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸ナトリウム(2)
製造元 勇心酒造
免責 製品情報や画像は最新のものを紹介するように努めているが、メーカーサイドの急な変更によって、更新が間に合わない場合もある。詳細はリンク先あるいはメーカーサイトをご確認いただきたい。当サイトの情報より、メーカーの情報、あるいは実際の商品にあるラベル、警告、使用方法を優先させてほしい。

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